厨房通信
2016年5月5日 端午の節句
端午の節句には、子どもの成長を祝うだけでなく、病を防ぐ願いが込められています。お子様が健やかに成長されることを願い、縁起の良い食べ物でお祝いしましょう!
まなぶクリニックの端午の節句メニューをご紹介します。
春野菜とみょうが甘酢のちらし寿司
春野菜の代表格、アスパラガス。アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は代謝を活発にして、免疫力アップ、疲労回復、そして美肌効果もあります。収穫のピークには、なんと1日10センチ以上も伸びる驚異的な成長力を持っています!
芽吹きの若芽の力を味わっていただきましょう。
豆腐とエビと竹の子の蒸し物
竹の子は5月が旬。すくすくとまっすぐ伸びて大きく育つことから、縁起かつぎとして端午の節句で食べられるようになりました。うまみ成分と食物繊維が豊富で、疲労回復にも効果があります。
トマトのゴマ和え
夏野菜のイメージが強いトマトですが、スーパーなどに出回っているトマトはちょうど今頃が旬!西洋では「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど多くの健康効果を持ち、ビタミンCなどが豊富な緑黄色野菜です。
ゴマは栄養がとても豊富な食品として知られていますが、ビタミンCが欠けているので、ゴマとトマトはとても体に良い組み合わせです。
フルーツ
◇今日のおやつ◇
よもぎ柏餅
柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていきました。強い香気で厄を祓うとされるよもぎを練り込み、無病息災を願います。
2016年5月5日
まなぶクリニック厨房 中村咲智子